『アイリス』暴行騒動、録画映像を捜査

 関係者たちの陳述が食い違っているドラマ『アイリス』撮影現場の暴行騒動。捜査の結果、現場の様子がCCTVに録画されていたことが分かった。

 事件を捜査中のソウル地方警察庁の広域捜査隊側は22日、「事件が起こったガーデン5(ソウル市松坡区)の1階に設置されたCCTVを捜査に着手すると同時に確保した」とし、「内容を公表することはできないが、事件が起こった14日夜明けに撮られた画面が一致している」と発表した。

 17日から事件を担当している広域捜査隊は、関係者らを召喚するのに先立ち、CCTV確保から急いだ。暴行事件を起こした双方の話を聞き、CCTV画面と照合することで、誰がうそをついているのか突き止めることができるものとみられる。

 タレントのカン・ビョンギュは14日、『アイリス』の制作陣がイ・ビョンホンの元恋人の背後に自分がいるといううわさを流したとし、ドラマ撮影現場を訪れ、現場関係者たちともめた。カン・ビョンギュはこの過程で「イ・ビョンホンの元恋人は僕と関係ない人で、その日制作陣側の暴力団員に一方的に殴られた」と主張している。

 一方『アイリス』制作会社テウォン・エンターテインメントのチョン・テウォン代表の関係者は「侮辱する言葉を吐くカン・ビョンギュを一緒にいた知人がバットで2、3回殴り、その過程でカン・ビョンギュも拳を振り回した。またその後、カン・ビョンギュが別の人を連れてきて、自分も殴られた」と主張した。

  両者の主張が食い違う中、テウォン・エンターテインメントは21日、報道資料を配布。カン・ビョンギュの話は事実と全く違うとし、警察の捜査が終われば、すべてが明らかにされるはずだと公式見解を発表した。事件現場の記録映像の結果に注目が集まっている。

イ・イェウン記者
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