ビョンホン元交際相手の母親が韓国入り


 イ・ビョンホンを相手取り、「肉体的・精神的に被害を受けた」と損害賠償請求訴訟を起こした元交際相手クォン・ミヨンさんの母親が、15日午後にカナダから韓国に来ていたことが分かった。

 クォンさんの代理人は、スポーツ朝鮮との電話インタビューで「クォンさんの母親が韓国に来た。今後、クォンさんの考えは母親側から発表する」と語った。母親の見解がまとまり次第、イ・ビョンホン側に全面的に対応する見込みだ。

 代理人は「やはり親権を持つ母親が見解を発表した方がいいだろう。クォンさんが望めば、母親サイドを通じ、記者会見をすることも考えられる」と答えた。そして、「『クォンさんはイ・ビョンホンに何を望んでいるのか』という質問が往々にしてあるが、これは本質を把握していないから。クォンさんはただ、真実を望んでいるだけ。真実を明らかにするまで、告訴を取り下げるとか、合意するとかいう考えはない」と断言した。

 このためクォンさんの母親の登場により、イ・ビョンホンの「スキャンダル」はいっそう暴露合戦と泥沼化の様相を呈してきた。

 今回のスキャンダルにより、イ・ビョンホンが受けた精神的・物質的損害はかなり大きいものと思われる。ある芸能関係者は「普通、ヒットドラマの主演俳優には、ドラマ終了後にCMオファーが5-6本は入ってくる。『アイリス』は大ヒットしたが、今回の事件により、少なくとも20億ウォン(約1億5000万円)以上のCMオファーが消えることになりそうだ。また、イ・ビョンホンがクォンさんに勝訴しても何も残らないという『勝者なき闘い』のため、イ・ビョンホンが負う傷はとても大きいだろう」と話している。

イ・ダジョン記者
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