「殺人的なスケジュールは今後もずっと続くと思います」
これは人気ドラマ『アイリス』(KBS第2)の最終回前日の16日夜、金浦空港でスポーツ朝鮮の単独取材に応じたイ・ビョンホンが言った言葉だ。
済州島で最終回の撮影を済ませたイ・ビョンホンは、ソウル漢江大橋で行う最後の撮影のため、午後8時50分、金浦行きの飛行機に乗った。飛行機の出口に一番近い窓側の席に座った彼は、携帯電話で誰かと低い声で会話を交わしていた。しかし忙しい撮影スケジュールをこなし、3日間一睡も寝ることができなかったせいで、飛行機が離陸するやいなや、重いまぶたに抵抗できず、すぐさま眠りについた。
金浦空港に到着したとき、イ・ビョンホンの目は充血し、疲れた様子がありありと見えた。手荷物を待つ間、イ・ビョンホンとの直撃インタビューが実現した。最近、話題になっている元恋人との問題で気苦労が多いだろうに、ほほ笑みを見せながら快くインタビューに応じてくれた。
『アイリス』終了についてイ・ビョンホンは「映画も同じだが、10カ月間ドラマをやるというのは簡単ではなかった。長い時間、ヒョンジュンという人物として生きたが、今日が最後の撮影だと思うと寂しい」と語った。
「3日間一睡もできなかった」と話す彼の顔からは、疲れや寂しさがにじんでいた。彼は「『アイリス』に対する視聴者の皆さんの反応がとても良かったし、個人的にも愛着がわいている。僕にとって今回の作品は意味が大きい」と語った。
また「日本でのイベントを控えているが大変ではないか?」という質問に対しては、「殺人的なスケジュールは今後もずっと続くと思う」と笑いながら答えた。
足早に金浦空港を出たイ・ビョンホンは「最後の撮影をするため、漢江大橋に行かなければならない。そこですべてが終わると思ったら、万感の思いがこみ上げる」と名残惜しさをのぞかせた。
「奇跡が揃った。韓流フォーカード~FOUR OF A KIND~」に出演するため17日午前、金浦空港から日本に向け出国した彼は、この日の午後、東京ドームでチャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ウォンビンとともにファンと対面。2回公演で約6万人強を動員するビッグイベントに出席した4大韓流スターは、笑顔でファンと楽しい時間を過ごした。
イ・ビョンホンは18日に帰国する予定だ。