京畿道始興署は13日、家出した16歳の少女と買春行為に及んだ疑いが持たれている人気グループ歌手に出頭を求め、12日に対質尋問を行ったことを明らかにした。同歌手は「過ちを犯した。反省している」と容疑を認めているという。
同署によると、問題の歌手は12日午後に弁護士に付き添われ出頭し、同日夜に2時間にわたる対質尋問を受けた。
捜査関係者は「2人の供述内容の一部に食い違いがあったため、確認を行うために対質尋問を行った」と説明した。警察は詰めの捜査を進めた上で、同歌手を書類送検する構えだ。
同歌手は今年2月、ソウル市鍾路区の宿泊先で、少女に現金約30万ウォン(約2万3000円)を渡し、2-3回性的関係を持った疑い。
これに先立ち、警察は先月29日、10代の少女2人に昨年12月から今年3月まで宿泊先と食事を提供し、売春をあっせんして、客が払った金銭を巻き上げていたとして、22歳の男ら3人を逮捕した。
警察は容疑者らが使用していた携帯電話の通話記録に同歌手が含まれていたことから、3日と7日に同歌手に出頭を求めたが、いずれも応じなかった。