TAEGOONが東京でライブを開催、東方神起メンバーの応援コメントも

　「第二のRain（ピ）」と注目されている歌手TAEGOONが12日午後6時30分、東京・なかのZERO大ホールにてライブ「TAEGOON White Love 2009～テグンがあなたをあたたかく～」を開催した。

　公演は「Super Star」「One Two Step」でスタート。「Call Me」「だまされた」などおなじみの曲のほか、Rain（ピ）の「I DO」、SHINHWAの「Perfect Man」など15曲を披露。華麗なダンスパフォーマンスにファンは魅了されていた。

　また、フィソン、SS501のヒョンジュン（リーダー）、東方神起のジュンス（シア）、ジェジュン（ヒーロー）といった人気者の先輩歌手からのメッセージが流されると、会場はさらに盛り上がった。

　ジュンスは「テグンとは仲が良いので、僕も感動しています。歌、ダンスパフォーマンスに期待しています。頑張ってください」とエールを送った。

　幼なじみということで、TAEGOONとは格別の縁で知られるジェジュンは「『Call Me』のＭＶにも出演しているほど仲が良いです。小学生のころから親友なので、TAEGOONが日本進出してうれしいです。本当は応援に行きたかったけど、今韓国なので残念です。皆さん、熱い応援をお願いします。TAEGOON、けがしないで頑張って。日本でTAEGOONとジェジュンがステージに立つことを期待していてください」と語った。

　現在、所属事務所との契約問題渦中の二人のコメントだけに、注目を集めた。

　イベント後に行われた会見でTAEGOONはこの日の選曲について、「『I DO』はRainさんは最も尊敬している先輩。自分の歌はダンス曲が多く、ファンの方にはバラード曲も聞いて欲しかったので選びました。『Perfect Man』は、以前、韓国でオーディションプログラムのバトル神話に参加していました。当時、坊主頭だったんですが(笑)、その時SHINHWA先輩たちが歌っているのを見て、いつか歌ってみたいと思っていたからです」と語った。

　日本のファンの反応については「韓国のファンは一緒に踊ってくれて盛り上がるんですが、日本のファンはおとなしくじっくり聞いてくれます。最初は自分が何か間違ったことでもしてしまったかととまどいもしましたが、文化の違いだと聞き、今は理解しています」と、日本の雰囲気にも慣れてきた様子。

　そんな中、思い出に残るファンのエピソードとして「手作りのうちわで応援してくれるんですが、その中にジェジュンの顔のうちわがあったんです。私のファンがジェジュンも応援してくれているということだと思っていますけど…（笑）。彼は大好きな友達、本当の友達なので僕も本当にうれしいですよ。それを彼に言ったら、笑っていました」。

　現在体重が73キロあるが、68キロまで落としたいという。「骨太で肩幅が広いことがコンプレックスなんです。肩のサイズに合わせて洋服を買うので、大きいサイズのものを買わなくてはいけなくて。周囲からは、やせなくてもいいといわれますが、やせたらカッコイイものを着られるので有酸素運動などをしています。ジェジュンの体がうらやましい(笑)」。

　このところ、日本でも積極的に活動しているが、印象に残っているのは神戸の夜景、行きたいところは東京ディズニーランドだそう。食べ物で印象深かったのは「牛タン」で、「デビュー前に、『バトル神話』でSHINHWAのメンバーと食事に行き、とてもおいしかったので聞いたら牛タンと聞いてビックリしました」と語った。

　今後は、「歌手活動で頑張っていますが、今までの自分と違うものもお見せしたいと思い、歌番組以外で、バラエティー番組や演技にも挑戦したいと思っています」と意欲を見せた。

　新たなステップに踏み出そうとしているTAEGOONの2010年を見守りたい。

東京＝野崎友子通信員