■正直にプライベートを語る
コ・ヒョンジョンは1995年、新世界グループの 鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長と結婚したが、2003年に離婚、04年には芸能界にカムバックした。
10年間の空白について、「女優の仕事を離れてから、いろいろなことを考えた。女優は自由がないし、ストレスも感じる。けれど、とても楽しい仕事。10年近く、そのことを考えてきた」と語った。
女優たちは同作品の中で、本気なのか演技なのか区別がつかないほど、お互いに自分のプライベートについて、さまざまなことを語る。
コ・ヒョンジョンは「わたしには正直、プライベートなどほとんどない。若いころ(元夫と)交際していたことが知られていたし。今回の作品は、リアルに女優たちのプライベートを描いている部分があるが、その点が気になるなら、(芸能界を)辞めなければならないだろう」と語った。
また、「これまで一番厳しく、また強い影響を受けたのは母親と元夫。元夫とはお互いにナイフのような刺激を与え合いながら、同志のような関係で暮らしていた」と結婚当時を振り返った。
同作品の中で、コ・ヒョンジョンが恋人を連想させるような人物と電話で話すシーンがある。その相手が本物の恋人なのかどうかは分からない。コ・ヒョンジョンはこのシーンについて、「いつも恋はしている。わたしが恋をしない理由はない。不倫をしているわけでもないし。わたしは女性より男性の方が好き。可能性はいくらでもある」と正直な気持ちを語った。
再婚の可能性については、「結婚はもうしたいとは思わない。断定することはできないけれど」と余韻を残した。
理想のタイプの男性について聞かれたコ・ヒョンジョンは、「サプライズデートをしない人がいい。あれをされると困ってしまう。どういうリアクションをしていいか分からず、疲れる」と語った。
■ドラマ『善徳女王』チームのことを思い涙
このほどコ・ヒョンジョンが出演した某インターネット・ショッピングモールの広告が、巧妙に元婚家(新世界Eマート)を連想させる表現を用いているとして話題だ。
コ・ヒョンジョンをモデルに起用し、「スーパーの代わりにオークション」という攻撃的な表現を使用することにより、新世界Eマートを間接的に連想させるというものだ。
「最初にオファーを受けたときはジョーク程度に軽く受け取ったけれど、よく考えてみたら、スーパーとオークションの関係に深いつながりがあることに気がついた。『ああ、そうだったのか』と思った。わたし自身はまったく考えていなかった。色々な角度から色々な話が出ていると聞いている」
ドラマ『善徳女王』はミシル(コ・ヒョンジョン)が死んだ後、視聴率が急落している。それだけミシルの比重が大きかったといえる。しかしコ・ヒョンジョンはそのような評価について、「スタッフや出演陣がどんなに苦労しているかよく知っている。だから、わたしの周りでそういう話をするのは控えてもらっている。本当に殺人的な忙しさだった。皆のことを思うと、今でも涙が出そうになる」と、『善徳女王』に対する思い入れの深さを示した。