元恋人から訴えられた俳優イ・ビョンホンだが、そうした逆風にもかかわらず、プロとして強い意識を持ち、ドラマ撮影に臨んでいる。
イ・ビョンホンに近い関係者は11日、「そばで見ているのがつらくなるほど、イ・ビョンホンさんは苦しんでいる。もともと深く考えるほうなので、口にはしないが、撮影現場で何も言わずに窓の外を眺めているのを見るとつらくなる」と語った。
また、この関係者は「イ・ビョンホンさんはギャンブルとは縁がない人。交流がある人なら、誰でも知っていることだ。話にならないようなことが起き、イ・ビョンホンさんが受けた傷のことを考えると、胸が痛む」と無念さを表した。
そして、「1日も早く真実が明らかになることを望むだけ」と話している。
出演中の人気ドラマ『アイリス』制作会社の関係者も、「俳優という仕事はとても繊細。平常心を保ち、イ・ビョンホンさんが撮影に臨んでいるのは、『アイリス』と自分自身に声援を送ってくださる視聴者に対する約束を守るため。イ・ビョンホンさんは心身共に非常に苦しい状況だが、最後の瞬間までベストを尽くし、ドラマ撮影に臨む覚悟だろう」と強調した。
『アイリス』は17日に最終回を迎える。このところその結末に視聴者の大きな関心が寄せられ、もっぱらの話題になっている。