保健福祉家族部は10日、コンサートで青少年に不適当な歌を歌い、扇情的なパフォーマンスを行ったとして、人気ダンスグループBIGBANGのメンバー、G-DRAGONさん(21)を青少年保護法違反などの疑いで検察に告発した。
問題となったのは、今月6日にソウル市のオリンピック体操競技場で行われたコンサートで歌われた「She's Gone」と「Korean Dream」の2曲で、内容が不適当なことから青少年保護法違反の疑いがあるとされた。また、「breathe」などの歌に合わせ、わいせつな内容の演出があり、公演淫乱(いんらん)罪(わいせつ公演罪)に当たる恐れがあるとされた。
「She's Gone」と「Korean Dream」は、不適切な用語が使用されているため、11月3日に青少年有害指定を受けていたが、G-DRAGONさんは暴力的な舞台映像とともにコンサートでこれらの曲を歌った。また、「breathe」を歌う際には、ベッド上で鎖で縛られた女性ダンサーがG-DRAGONさんを両脚で挟み込む場面があり、性行為を連想させるパフォーマンスとされた。