10代の家出少女に現金を渡し、わいせつな行為をした疑いを持たれている人気歌手が、韓国屈指の法律事務所に所属する弁護士を代理人に立て、法的対応に出る意向を明らかにした。
事件を捜査している京畿道始興警察署の関係者は、「(該当の)歌手は韓国屈指の法律事務所に所属する弁護士を通じ、体調不良で出頭できないと連絡してきた。近く、出頭できる日を決め、通知すると話している」と語った。
さらに、この関係者は「弁護士の話によると、歌手は今回の件で精神的に大きなショックを受けているという。署としては早く出頭に応じるよう促しているところで、あらゆる連絡は弁護士を通じて行っている」としている。
警察関係者によると、買春の容疑者が大手法律事務所に依頼し、事件を解決しようとするケースは極めて珍しいとのことだ。
今回の10代家出少女売春事件を捜査している関係者も、「複数の容疑者のうち、この歌手のほか大手法律事務所に所属する弁護士を代理人に立てたケースはない」と話している。
この歌手は今年2月、10代の家出少女に現金を渡し、3回みだらな行為をした容疑で、12月初めから同署に出頭するよう言われていたが、現在もこれに応じていない。