『コウモリ』でヒロインを演じたキム・オクビンが、米国の時事週刊誌「タイム」で絶賛された。
同誌は8日(現地時間)、「今年の映画トップ10」を発表、パク・チャヌク監督のバンパイア映画『コウモリ』を10位にランキングした。これは、世界的な話題作で同じくバンパイアを描いている『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を上回るもので、予想外のランキングと受け止められている。
特に、同誌はキム・オクビンに対し、賛辞を惜しまなかった。「キム・オクビンは今年、新たに見いだされた女優。映画序盤では、か弱く従順な存在だったが、ストーリーが進むにつれエロチシズムをほとばしらせ、ついには殺意が垣間見えるようになる」と紹介した。
さらに、「キム・オクビンは(映画『チャタレイ夫人の恋人』の)チャタレイ夫人と、(シェークスピアの悲劇『マクベス』の)マクベス夫人がワンパッケージになったような女優」と絶賛している。