ソン・スンホン、チュ・ジンモ、キム・ガンウ、チョ・ハンソンの人気俳優4人が、香港の大ヒット映画『男たちの挽歌』の韓国版リメーク作品に出演することが決まった。映画制作会社フィンガープリントが5日、発表した。
同社によると、この4人は『男たちの挽歌』の韓国版『無敵者』(仮題)出演を決め、近く撮影に入る予定とのことだ。
『無敵者』は、『私たちの幸せな時間』『力道山』を手掛けたソン・ヘソン監督がメガホンを取る作品で、1986年に制作され、アジア全域で大ヒットした『男たちの挽歌』のリメークだ。
タイトルは、韓国語では敵対に値する相手がいないという意味の「無敵」と、国籍がないという意味の「無籍」が同じ発音であることから、その二つの意味を掛け合わせたものになっている。
ソン・スンホンが演じるのは、オリジナル版でチョウ・ユンファが演じた役。チュ・ジンモは北朝鮮の元特殊軍兵士で、弟に許してほしいと思っているチョクリョン役。キム・ガンウはその兄を許せない警察官チャン・グクヨン役を演じる。チョ・ハンソンは組職の実権を握る役だ。なお、チョ・ハンソンは同映画の撮影終了後に兵役のため入隊することを決めているという。
『無敵者』はタイでロケを行うほか、数多くの銃撃戦シーンが登場、制作費100億ウォン(約7億9000万円)近くという大作になるものと思われる。来年の公開を目指す。