「リトル・チャン・ジニョン」と呼ばれている女優イ・チェヨンが、第30回青龍映画賞に登場し注目を浴びた。イ・チェヨンは2日、KBSホール(ソウル市永登浦区)で行われた第30回青龍映画賞授賞式に出席した。イ・チェヨンはこの日、顔はもちろん、アップにしたヘアスタイルやドレスの着こなしなど、すべてが生前のチャン・ジニョンさんとよく似ており、チャンさんが生き返ったかのように、視聴者を錯覚させたほどだった。
チャン・ジニョンさんは青龍映画賞で幾度も授賞歴のある女優で、この日も会場には故人を追悼する場が設けられていた。イ・チェヨンはレッドカーペットを歩くのが初めての上、映画『飛翔(ひしょう)』の主人公として出席したことで、感慨もひとしおだった。デビュー当時から「リトル・チャン・ジニョン」と呼ばれていたイ・チェヨンはこの日、故人を追悼する場が設けられているという話を聞き、粛然とした気持ちで故人を哀悼したという。
また、チャン・ジニョンさんの追悼映像が流れた後、カメラが幾度もイ・チェヨンの顔をとらえたため、インターネット上には「チャン・ジニョンさんが生き返ったのかと思った」「幼さの残る顔立ちがよく似ている」などの書き込みが相次いだ。また、2001年に『鳥肌』で主演女優賞を受賞したチャン・ジニョンさんの映像がネットで取り上げられ、イ・チェヨンのそっくりぶりがあらためて注目された。