『アイリス』撮影現場の秘蔵写真を公開


 「撮影現場の雰囲気も最高!」。水木ドラマ『アイリス』(KBS第2)が視聴率上昇を見せ、ヒット街道を走っている。同ドラマは12日に放送された10話が33.7%(TNSメディアコリア調べ)を記録。前日9話の放送は32.7%だった。

 大当りしたドラマは撮影現場の雰囲気から違う。『アイリス』の制作会社テウォン・エンターテインメント側は「撮影スケジュールがギリギリで大変だが、雰囲気だけは最高だ。より完璧な演技を披露するため、体を張っている主演俳優たちの情熱がすごい」と伝えた。撮影現場の雰囲気を垣間見ることができる現場写真をスポーツ朝鮮が独占入手した。



■NGとは何でしょうか?

 『アイリス』の主人公イ・ビョンホンは、魂を込めた演技で視聴者の人気が高い。また撮影現場では“NGを知らない男”として有名だ。出番が一番多いのに、NGがほとんどないのは徹底的に準備し、役になりきっているためだ。最近イ・ビョンホンのパートナーとなったキム・ソヨンも現場スタッフから“NGを知らないガール”と呼ばれている。二人はカメラが止まっている間も会話を続け、コミュニケーションを取っている“模範カップル”だ。



■わたしも撮ることができる!

 いつもカメラの前に立つ俳優たちは、たまにカメラを自分で触りたがる。『アイリス』出演者も例外ではない。イ・ビョンホンやキム・スンウは、たまに撮影監督のように深刻な表情でカメラレンズを覗き込む。キム・スンウは自費で購入したDSLRカメラをハンガリーロケに持って行ったりもした。記念写真を撮るのではなく、撮影現場のあちこちを撮っておいて、いつでも見ながら雰囲気により入り込むための努力の一環だ。



■17時間連続撮影したエネルギッシュな人は誰?

 12日に放送された10話で、NSSに侵入した北朝鮮のテロリスト一味に立ち向かい、奮闘するチェ・スンヒ(キム・テヒ)の姿が描かれた。キム・テヒのアクションシーン撮影は、およそ17時間も続いたが、彼女は疲れも見せずに演じ切った。秋夕(チュソク、韓国の旧盆)連休も返上し、アクションスクールで練習に励んだ甲斐があったというわけだ。最近、劇中でヘアスタイルを変えたキム・テヒは、撮影現場の“女神”だ。突然カメラを向け、シャッターを無造作に押しても、いつもスター写真集のような完璧なルックス、整った表情が撮れる。一度ぐらい“ぼうっとしている写真”でも撮られれば、“キム・テヒも人間なのだな”と思えるだろうか。

クァク・スンフン記者
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