IKKOの「ドリーミング・ハウス」がオープン

美のカリスマ


 10月10日、ソウル・明洞のエチュードハウス2号店で、日本の美容師兼「オネエ系」タレント、IKKOさんの小さな店「ドリーミング・ハウス」のオープン・イベントが行われた。IKKOさんは現在、韓国で一番の人気を誇るイ・ミンホ、ユ・スンホ、パク・シネらとともに、化粧品ブランド・エチュードハウスの専属モデルを務めている。記者は今回、「ドリーミング・ハウス」のオープン・イベントに出席するため来韓したIKKOさんに会った。


 エチュードハウス2号店の回りには、IKKOさんが到着する前から、彼女(?)を一目見ようとする人々が集まっていた。女性なら誰もがあこがれる、ピンク色で彩られた売り場もまた、IKKOさんの到着を待っていた。中でも目を引いたのは、王冠の形をしたピンク色の大きなケーキと、小さな家の形をしたIKKOさんのドリーミング・ハウスだった。午前11時、ついにIKKOさんが姿を見せた。だが、これで終わりではなかった。多くの人々をかき分けて店内へ入ってからがまた大変だった。しかし、ありったけの笑みを浮かべ、ファンたちに向かって手を振ったことで、IKKOさんの人気はさらに高まった。
 店内もまた報道陣や、IKKOさんを一目見ようとする人々でごった返していた。「IKKOさん、かわいい!」と叫ぶ人、携帯電話のカメラを手に「こっち向いて!」と呼びかける人…。そんな中でついにイベントが始まった。簡単なあいさつとトークの後、テープカットを行い、ドリーミング・ハウスが正式にオープンした。精巧に作られたピンク色の2階建ての家には、かわいらしいインテリアや家具がぎっしりと並べられた居間や寝室があり、主人公のIKKOさんはもとより、周りの人たちもあっと驚いた。「どこが一番気に入ったか」という質問に対し、IKKOさんは「玄関が一番気に入った」と答え、ファンたちの笑いを誘った。

 続いて行われたイベントでは、IKKOさんおすすめの「モイストフル水分たっぷりアイエッセンス」と「トータルエイジ・リペア・シリーズ」が紹介され、その後報道陣向けの写真撮影が行われた。さまざまなポーズを取りながら撮影に応じるIKKOさんは、やはり美容界のカリスマだ。それだけでなく、一人ひとりのファンたちとの握手に応じる親切さも兼ね備えていた。そして、最後にIKKOさんが軽く歌とダンスを披露し、オープン・イベントは幕を閉じた。明洞で観光を楽しんでいて、偶然IKKOさんを目にした日本人観光客、またIKKOさんを知らなかった韓国人にも、この日のIKKOさんの登場は驚きだったに違いない。またファンたちも、どんな場面でもカリスマ性を発揮しつつ、笑顔を絶やさないIKKOさんに、改めて賛辞を送ったことだろう。


エチュードハウス2号店(明洞)

 日本人観光客におなじみの明洞にあるエチュードハウス2号店。地下鉄4号線明洞駅の6番出口を出て、ユニクロの前の通りを進むと見えてくるサボイホテルの裏にある。日本語が堪能な従業員がいるため、気軽にショッピングが楽しめる。またここには、IKKOさんおすすめの品であることが表示された商品が、専用のコーナーに並べられているため、IKKOさんのメイクアップの秘けつを知ることもできる。



IKKOさんってどんな人?

 日本人、特に女性であれば、知らない人はいないほど有名な美容専門家。メイクアップ・アーティスト、歌手、タレントなどとして活躍するエンターテイナーだ。とりわけ、陶磁器のような光沢を放つ、絹のような肌をつくる「Peach Skin」の専門家だ。また最近は、韓国観光公社の名誉広報大使に任命されたほか、韓国の化粧品でも一番の人気を誇るブランド・エチュードハウスの専属モデルを務めており、韓国で目にする機会が以前に増して増えている。

記事=イ・ヒョンジュ, 写真=キム・ジョンヨン

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