映画『コウモリ』がネットに違法流出


 今年8月にネットに違法流出し、大きな波紋を呼んだ映画『海雲台』に続き、パク・チャヌク監督の映画『コウモリ』も最近違法流出されたことが分かった。

 11日、同映画の配給会社CJエンターテインメントは「9日、『コウモリ』が米国や韓国の一部ウェブハードサイトで違法流出している事実を初めて確認した」とし、「11日、全国主要管轄警察署に捜査を依頼し、主要なウェブハード業者にも違法流出の拡大防止のため、公文書を送り協力を仰ぐ」と伝えた。

 パク・チャヌク監督は「現在、韓国映画が厳しい環境にある決定的な理由が付加版権市場の崩壊だが、『コウモリ』までもが違法流出され、とても痛ましい気持ちになる」とコメントした。

 CJエンターテインメントは「17日に北米地域で『コウモリ』のDVDが発売されるので、今回の事件はさらに深刻だ」と伝えた。

 『コウモリ』は今年開催された「第62回カンヌ国際映画祭」で審査委員賞を受賞するなど、海外でも作品性を認められている。

チャン・ソユン記者
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