ユン・サンヒョン『冬鳥』DVD発売&放送、日本デビューで会見


 俳優ユン・サンヒョンの主演ドラマ『冬鳥』のDVD-BOX1が11月6日に発売され、またBS朝日にて来年1月4日昼12時より放送が開始されることが決定した。また、来春日本でCDデビューすることも決定。これらについてユン・サンヒョンは7日、BS朝日本社内にて会見を行った。

 ユン・サンヒョンは『冬鳥』について、「主人公のギョンウ役を演じるに当たり悩んだ。リメークなので、自分だけの新しいギョンウを現代的でもっと特色を出そうとしていたので、わがまま、甘えん坊な部分が引き立って見えたのではないか」と振り返った。

 そして、「このドラマに入る前が自分にとって辛い時期だったので、『冬鳥』で演技をすることで、乗り越えることができたターニングポイントとなった作品。それまでは、演じることが苦痛だったが、この作品に出会い、演じることの喜び、愛着を感じられた作品。この作品がなかったら今の僕はいない」と同ドラマへの思いを明かした。


 また、もともと歌手志望で、歌声には定評があったが、『僕の妻はスーパーウーマン』で披露した歌声が韓国で大人気となったユン・サンヒョン。配信されるや否や各種ダウンロードチャートで1位を記録した。それが、日本のレコード関係者の目に留まり、日本語曲によるファーストシングルがリリースされることになった。

 日本デビューに関しては「来年のCDデビューに向けてのプロモーションを進めているところです。今年韓国で大人気だったドラマ『僕の妻はスーパーウーマン』の中で歌った『ネバーエンディングストーリー』が評判よく、歌の実力も認めていただけたようだ」とし、「不安はないが、日本語なので発音が大事なので神経を使っているが、楽しんでやっている。『ネバーエンディングストーリー』はアレンジをして、他は新しい曲に挑戦する。明るいバラード曲をたくさん入れる」とのことだ。


 『僕の妻はスーパーウーマン』やユン・ウネと共演した最新ドラマ『お嬢様をお願い』などで今最も旬な俳優の一人としてシンドロームを巻き起こしているユン・サンヒョンに目標とする俳優を尋ねると、「特にいない。演技で自分だけの色を出せるように悩んでいる」と語った。

 遅咲きながら独特の輝きを持つこの俳優は、今の人気を「昔は取材にも来てくれなかったが、今の現況には大変気分をよくしている」と率直に語り、「毎日がとても忙しい。この年で、福が舞い降りたようで、充実した日々を過ごしている」と明るい笑顔を見せた。こんな素直なキャラクターも人気の理由なのだろう。


 次回作については「来年春ごろを目指し、今探しているところ。ハ・ジョンウさんのような狙撃手みたいな役を演じてみたいと思っていたが、事務所の社長にダメだと言われてしまった」と言って、また笑った。

 韓国での人気を追って、日本でも人気・知名度が上昇中のユン・サンヒョンの日本での公式ホームページがオープン、公式ファンクラブも設立された。ドラマの放送やCD発売で、来年はライブ活動など日本での活動も活発化させる予定だ。

東京=野崎友子通信員

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