人気の男性グループ、東方神起のジェジュン(ヒーロー)(23)=本名キム・ジェジュン=、ユチョン(ミッキー)(23)=同パク・ユチョン=、ジュンス(シア)(22)=同キム・ジュンス=が所属事務所SMエンターテインメント(以下SM)を相手取り、専属契約の無効を求めた仮処分申請。ソウル中央地裁は先月27日、3人の主張を一部認める決定を下した。
この決定について、「東方神起として活動する場合、SMの現在の専属契約の基準に従わなければならない」とSMが公式見解を示した。
SM側は2日、弁護士のチェ・スンス氏を通じて、「今回の仮処分決定は同件の紛争の核心理由と本質がまったく考慮されていない決定」と主張した。
「今回の決定は芸能産業全般にわたって大きな混乱を惹起させ、長期的な投資とインキュベーティングを通じてスターを育成するシステム自体を不可能にする」とし、「したがって韓流コンテンツの海外進出に莫大(ばくだい)な支障を来すことになるだろう」との見方を示した。
チェ氏は「3人のメンバーと締結した専属契約も会社とメンバー間のこのような長期的なビジョンを共有し、導き出したもので、会社はこのような専属契約を基に約5年間東方神起の海外市場の開拓を惜しみなく支援してきた」と説明した。
「今回の仮処分決定は3人のメンバーが訴訟の判決が出るまで暫定的に個人的な活動ができることを認めただけ。3人のメンバーに東方神起としての権利を認めたものではない」とチェ氏は主張した。
チェ氏は「3人のメンバーが東方神起として活動する場合にはSMの専属契約に従って活動しなければならない。その活動について精算と分配も現在の専属契約の基準に沿わなければならない」とSMの立場を示した。