水木ドラマ『アイリス』(KBS第2)の人気が新しい波及効果を生んでいる。
同ドラマは、200億ウォン以上の制作費にふさわしく日本、ハンガリー、中国など大規模な海外ロケで注目を集めた。特に21日に放送された3話で、ヒョンジュン(イ・ビョンホン)とスンヒ(キム・テヒ)が旅行に訪れた秋田県に対する関心が爆発。パッケージ旅行商品が人気を呼んでいる。
9月11日から『アイリス』ロケ地ツアー商品を販売開始したハナツアーは「3話(21日)の放送が終わった後、秋田に関する問い合わせが目立って増えた」と伝えた。これまで秋田地域に関する問い合わせはほぼなかったが、同ドラマが秋田を舞台にラブストーリーを展開した後、電話が殺到した。
担当者は「予約も6倍以上増えた。11月以降の予約も相次いでいる状態」と説明。『アイリス』ロケ地ツアー商品は、日本ロケで撮影された温泉やベッドシーンを撮影した宿まで回れるので、女性客への受けが良い。
韓国国内では『アイリス』の海外ロケスポットに関心が高いが、日本では韓国ロケ地への関心が熱い。特に、イ・ビョンホンの日本ファンが韓国での撮影スポットについて、積極的に問い合わせをしてきている状態だ。
これに関し、ハナツアーは、ガーデン5(ソウル市松坡区)に入っている『アイリス』NSS(国家安全局)セット場や、京畿道加平郡チャラ島にある野外セットをパッケージにして、日本観光客に販売しているという。放送3週目を迎えた現在、日本ファン約500人がこの商品を申し込んでいるという。
『アイリス』が韓国だけでなく、海外でもリアルタイムで人気を集めているというわけだ。