先月1日に胃がんでこの世を去った女優チャン・ジニョンさんの夫、キム・ヨンギュンさん(43)がテレビカメラの前で初めて語った。
キムさんはこのほど、OBS京仁テレビの番組『独特な芸能ニュース』との単独インタビューで、これまで語ることのなかったチャンさんとの愛の物語を告白した。
キムさんは同番組のホン・ジョンフン・プロデューサーとのインタビューで、「誰かがこの世を去るのを見送るのは悲しいこと。特に吐き気に耐え、病気に苦しんでいるのをそばで見ているのが一番切なかった」と打ち明けた。
また、「ジニョンが発病してから、友達に一度も会うことがなかったのが残念だった。大勢の方々が見舞おうとしてくださったが、ジニョンは誰とも会おうとしなかった」と語った。
結婚式に着たワンピースについては、「納棺の時、一緒に入れたので、今はジャケットしか残っていない。先日、サイズについていろいろな話が出たが、話にならない。ジャケットはアメリカで買った物だが、ウエディングドレスは韓国で仕立てて持って行った」と説明している。
チャンさんが7月にアメリカで結婚式を挙げた際に着ていたウエディングドレスは、アンサンブルスタイル。亡くなった後、第14回釜山国際映画祭でジャケットだけが公開されたため、ドレスについてさまざまな憶測が飛びかっていた。チャンさんの所属していた事務所では、「マネキンのウエストが故人より太く、スカートが入らなかったため」と説明したが、キムさんはこれを否定した形だ。
自身のことが映画化されるという話については、「誰か関心を持っている人がいるなら、制作は可能だろう。比べるのは何だが、ほかの映画より10倍は悲しく、感動的なストーリーになるのではないかと思う」と話している。
そして、「時々ジニョンが隣にいるような気がする。先月の追悼式の時に、突然遺影が壇上から落ちた。そういうとき、特にそんな気がする」とも。
ほかにも、婚姻届や死後の財産問題など、これまでメディアに語ることのなかった話題についても答えた。
キムさんとのインタビューは26・27日の二日間、OBS『独特な芸能ニュース』で放送される。
チェ・ウニョン記者
【ニュース特集】チャン・ジニョンさん、がんで逝く