インタビュー:豪華マンション手に入れたヒョンヨン(下)

■やりたいことも才能もいっぱいのゴールドミス


 ヒョンヨンは現在、司会、モデル、歌手、タレント、DJなど多方面で活躍している。これだけでも、ヒョンヨンがどれほど多方面に欲を出しているか分かるだろう。そして最近は勉強にまで関心を示し、高麗大学言論情報大学院に入学した。また、来年3月からは、ソウル総合芸術学校ファッションモデル芸術学部の兼任教授として、教壇にも立つ。

 「わたしが大学院に入学したと言ったら、不思議そうな顔をされました。わたしはまったく勉強とは別世界の人間だと思われていたようです(笑)。本当は勉強もけっこう好きな方なのに。本も一生懸命読もうと頑張っています」

 ヒョンヨンは専門的な放送人になるのがかねてからの夢だった。他人に自慢するタイトルを手に入れるためではなく、体系的かつ専門的に勉強し、専門家になりたかった。放送全般について、すべてのことを理解する放送人になるのが最終目標だという。

 ヒョンヨンは来年3月から大学の教壇に立つ。大学生を相手に授業をすると思うと、今から緊張するという。少しでも多くのことを学生たちに教えるため、たくさんの本を読んで勉強している。学生たちが多くのことを感じ、学ぶことのできる授業をしてくれることだろう。

 インタビューが終わるころ、以前からヒョンヨンにぜひ聞いてみたいと思っていた質問をしてみた。自分の人生で1番大切なのは何か、ということだ。多少平凡だとは思ったが、「お金」「名誉」「愛」の中から一つを選んでほしいと頼んだ。

 「わたしは名誉だと思います。いくらお金持ちでも、名誉がなければ意味がないじゃないですか。でも、わたしの考える名誉とは、高い地位のことではありません。その人の人格、道徳心のようなものも名誉だと思います。だからわたしは、いつも人間味に溢れ、謙虚な人間になりたい。努力が必要だとは思いますが」

 ヒョンヨンは本当に愛くるしい女性だった。撮影からインタビューまで、長い時間がかかったにもかかわらず、いつもほほ笑みを浮かべていた。そして記者やスタッフが楽しい気分になれるよう、気配りも忘れなかった。ヒョンヨンに会ってみて、一緒にいる人に「元気」を与える人がいるということを実感させられた。もうすぐヒョンヨンにとって第2の全盛期が訪れるだろう、と思わずにはいられなかった。ヒョンヨンにとって「元気」の素になる素晴らしい家ができたのだから。ヒョンヨンは本当に幸せ者だ。

ペク・ウニョン記者
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