「大鐘賞の公正性についてはわずかな疑いもない」
「第46回大鐘賞映画祭」主演女優賞のノミネートから漏れたことに関して、女優ハ・ジウォンが所属事務所を通じてこのような立場を示した。
ハ・ジウォンは22日、公式報道資料を通じて「大鐘賞の権威や公正性を100%尊重する」とし、自身の考えを明らかにした。
同映画祭事務局は、21日に主演女優賞の候補者を公開。しかし、『海雲台』や『私の愛、私のそばに』に出演し、興行的に連続ヒットを飛ばしたハ・ジウォンの名前がなく、映画ファンから疑問の声が寄せられた。
これに対しハ・ジウォンは、「今年は本当に多くの方に関心を寄せてもらい、とても幸せだし、感謝しています」とし、「女優として多くの方に愛されることがわたしの最高の喜びであると同時に、誇りだと思っています。賞をもらうため作品を準備し、演技をするのではありません。それはほかの俳優たちも同じだと思います」と語った。
続けて「今回の候補選定過程や基準、手順など厳格な審査を経たものだと信じています。映画祭事務局の決定を尊重します」とコメントした。
「ところが大鐘賞候補者の発表後、わたしの選考漏れに関する非難により、ほかの俳優が傷つき、被害を受けているようで、同じ俳優としてとても心が痛みます」と述べ、「今回の一件が上手く納まり、ほかの俳優にこれ以上の被害や傷を与えなければと思います」と語った。
最後に「今年の大鐘賞授賞式が今まで以上に盛り上がり、韓国映画や俳優仲間にとって素晴らしい祭典になることを願っています」と締めくくった。