キム・ヒソンがイ・ビョンフン監督の次回作『同伊』のヒロインとして有力視されている。彼女は来年初め、ブラウン管に復帰するため、最近いくつかの制作会社と接触し、この中でイ・ビョンフン監督の『同伊』に大きな関心を示した。
キム・ヒソンは、最近イ・ビョンフン監督と数回打ち合わせを行い、ドラマ撮影を前向きに検討中だ。2006年ドラマ『スマイル・アゲイン』以降、2007年パク・ジュヨンさんと結婚し、3年間女優活動を休止。娘ヨナちゃんを出産し、スーパーママとして大活躍中の彼女は、来年女優として復帰するため、徹底した自己管理を行っている。
特にキム・ヒソンは、名実共に元祖韓流スターで、高視聴率を稼げるヒットメーカー。イ・ビョンフン監督は韓流ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』などを作った時代劇の巨匠ということもあり、二人のタッグだけでも波及効果は大きいとみられる。キム・ヒソンはデビュー後、主にミニシリーズドラマに出演。映画『春香伝』以降、時代劇に出演していないので、50話以上の『同伊』を通じて、女優として再評価を受ける足掛かりを準備するものとみられる。
キム・ヒソンのある関係者は「ドラマ復帰のため、自己管理をしている。結婚前のスタイルを取り戻すだけでなく、結婚して家庭を築きながら、新たに演技にも目覚め、情熱がわいたという。キム・ヒソンが結婚前より成長した姿を見せてくれるだろう」と伝えた。
これまで同ドラマの主人公をめぐり、数人のトップスターの名前が取りざたされた。ハ・ジウォン、ソン・ヘギョ、ミョン・セビンらが有力候補に挙がったが、さまざまな理由でキャスティングに至らなかった。
『同伊』は賤民出身で肅宗(スクチョン)の後宮であり、英祖(ヨンジョ)の母になった淑嬪崔氏を描いた作品。『善徳女王』(MBC)の後枠として来年初めに放送される予定だ。『宮廷女官 チャングムの誓い』が料理や医術を扱ったドラマだとしたら、『同伊』は音楽や科学捜査官が登場する予定。