『アイリス』イ・ビョンホン、演技力で人気


 イ・ビョンホン主演の『アイリス』(KBS第2)が“ビョン・アイデンティティー”という愛称で人気を独占している。

 “ドラマ版『シュリ』”として話題を集めている大作スパイアクション『アイリス』は、イ・ビョンホンの優れた演技力が初回から視聴者を一気に惹きつけた。特に韓流スター、イ・ビョンホンのニックネーム“ビョン様”とマット・デイモン主演のハリウッドスパイアクション『ボーン・アイデンティティー』を合成させた“ビョン・アイデンティティー”という造語まで誕生し、大きな反響を呼んでいる。

 ネットユーザーは「イ・ビョンホンが、マット・デイモンとオーバーラップする」「ボーンシリーズより緊迫感が溢れている」「ビョン様の活躍が楽しみ」と熱い声援を送っている。

 『アイリス』とボーンシリーズは、実際に多くの共通点がある。

 ボーンシリーズのジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、記憶を失った米国CIAの元要員だ。巨大な秘密組織に理由も分からぬまま追いかけられ、国家と自分のアイデンティティーの間で混乱を起こす。

 イ・ビョンホンもまた『アイリス』で国家安全局(NSS)所属の最高要員として活躍するが、7歳以前の記憶がない。彼はアイリスという秘密組織に追いかけられ、国家や恋人、友人をめぐり葛藤(かっとう)する。

 今後イ・ビョンホンはアクションだけでなく、恋人キム・テヒとのロマンスで、女心を攻略するだろう。

イ・インギョン記者
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