チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督の米進出作に出演へ


 チャン・ドンゴンが次回作にカン・ジェギュ監督のハリウッド進出作を選んだ。

 16日午後、ソウル市鍾路区三清洞のカフェでスターニュースとのインタビューに応じたチャン・ドンゴンは、「カン・ジェギュ監督の『D-DAY』(仮題)に出演することにした」と語った。

 カン・ジェギュ監督は2003年の映画『ブラザーフッド』以来、米国に渡り、ハリウッドデビューを準備してきた。カン監督はSF映画『ヨナ』と戦争映画『D-DAY』のどちらかをデビュー作として考えていたが、最近『D-DAY』に決めたことが分かった。

 この映画は、第2次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦と関連したストーリー。日本軍に徴集され、ナチス・ドイツの兵士になった男を主人公にしている。

 チャン・ドンゴンはカン・ジェギュ監督と『ブラザーフッド』で息を合わせており、二人のタッグはそれだけで大きな話題を集めるものと予想される。チャン・ドンゴンがカン・ジェギュ監督と再び手を組むことになった理由は、カン監督に対する深い信頼のため。

 チャン・ドンゴンは「演出家として、カン・ジェギュ監督を深く信頼している。カン監督が自ら演出するということだけで、確信を持った」と語った。続けて「カン監督は僕という素材を100%的確に使ってくれる、という信頼がある」とコメントした。

 現在、米国に滞在しているカン・ジェギュ監督は、来月中旬ごろ帰国。次回作について、具体的なスケジュールを公式に発表するという。『D-DAY』は、ハリウッドの有名スタジオが50%ほど投資や配給を手掛ける予定。日本のトップスターの出演も水面下で協議中だ。また、国内の移動通信社も今回の作品に相当な関心を見せ、合作を論議中だ。

 チャン・ドンゴンは22日に公開される映画『グッドモーニング・プレジデント』(チャン・ジン監督)に出演。4年ぶりに韓国映画に戻ってきた。チャン・ドンゴンは同映画で、大国には堂々と対しながらも、愛する女性の前では限りなく優しい大統領役を演じ、好評を得ている。

チョン・ヒョンファ記者
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