パク・ヘジンが日本初単独ファンミーティングを開催


 俳優のパク・へジンが日本初となる単独ファンミーティング『official 1st Japan Fan Meeting』を16日、東京・中野サンプラザにて開催した。

 最近は、初主演となるKBS第2の週末ドラマ『熱血商人』で、ひたむきに頑張る役を熱演しているパク・へジン。「今の役柄で髪を短くしたが、耳が大きいので短髪にはコンプレックスがあった」と明かした。

 イベントに先駆けて行なわれた会見では、初のバラエティー番組『ファミリーがやってきた』にも挑戦し新しい一面を披露していることについて、「初のバラエティーで本当に難しいが、面白くやっている。ドラマとは違い、一生懸命やるだけというわけにはいかない。慣れたこともあるがメンバーたちが楽にしてくれるので、楽しんでやっている」と感想を述べた。


 7月に発売された写真集に関しては、編集や構成、価格などすべての企画に参加してチョイスしたという。「写真集を出して見て、特に変わったことはない。自然で楽な、作っているイメージではなく、ありのままの姿を見せようとした。周りからは、きれいに撮ってあると言われる。また、直接字を書いたのかとも言われた」と周りの反応を語った。

 座右の銘はあるか、という質問には、「『心が優しい人は必ず成功する』というのを信じている。俳優という仕事は、人に見られ、一面だけを見て判断される仕事ではあるが、何かあったときにすぐ怒るのではなく、押さえて生きていこうと考えている」と謙虚な姿勢を見せた。

 イベントのトークコーナーでは、「ドラマ『エデンの東』で今までのイメージとは違う悪役に挑戦し、大変なこともたくさんあったが楽しく撮影できた。しかし、一番撮影が楽しかったのは『噂のチル姫』」と明かした。


 日本の印象を聞かれると、「映画で見ていた東京タワーを直接見てみてビックリした」と話し、日本の食事については「ここに来る前にもすしを食べた。イベントが終わったら、今度は豚しゃぶを食べに行く」とうれしそうに語り、「コンビニの食べ物がおいしかった」と日本食が好きなことをアピールした。

 韓国と日本の女性の違いを聞かれ、「日本女性は愛嬌がある。声のテンションが高いところがいい」と、日本ファンの声色をまねて会場を笑わせた。

 韓国でよく行くところは「鳥山公園近くにある美容院」で、狎鴎亭や江南もよく知らないというパク・へジン。自分の通う道しか知らないと真面目な一面を見せたり、「今はドラマの撮影があり12月まで身動きが取れないが、休みがあったら寝たい」という。


 そして、ファンからの「気になる好きな女性のタイプは」という質問には、「女性らしい人が好きだが、付き合うよりも前に、即結婚したいタイプを探してしまうので恋愛ができない」と率直に答えるなど、一言一言にその飾らない素直な人柄が垣間見えた。

 帰りの出口では、来場者全員に感謝の意を込めて握手というプレゼント。最後の最後まで、ファンに対する愛情を示してイベントの幕を閉じた。

東京=野崎友子通信員

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