ヤン・イクチュン監督の映画『息もできない(英語タイトル:Breathless)』は来月開催される映画祭「東京フィルメックス(FILMeX)」のコンペティション部門に出品されることになった。同映画祭の関係者が8日に明らかにした。
この関係者によると、『息もできない』は2008年から09年にかけて制作されたアジア新進監督たちの作品から選ばれた10作品が登場するコンペティション部門に、韓国映画としては唯一、出品されることになったという。
『息もできない』はロッテルダム国際映画祭のタイガー賞や、フランス・ドービルアジア映画祭大賞など、海外の映画祭で17の賞に輝き、韓国独立系映画の底力を知らしめた作品として評価されている。
今年で10回目を迎える東京フィルメックスは、来月21日から29日まで開催される。