俳優パク・シニャンが9月23日(現地時間)、ニューヨーク工科大学(New York Institution of Technology、以下NYIT)での演技の授業に招待を受け、演技に関心を持つ学生たちと意義深い討論の時間を持っていたことがわかった。パク・シニャン オフィシャルファンクラブ(http://park-shinyang.com/)が5日、伝えた。
講義の申し込みが締め切られた後も多くの学生たちが授業への参加を希望したため、急きょ講義時間や講義室を調節したり、演劇科のある教授が自身の学生たちと一緒に参加するなど、大変な盛況ぶり。学生たちは狭い講義室で窮屈に席を詰め合って座り、真剣に製作の現場や実際に行われる演技と撮影について、約2時間、多くの質問や意見を行き交わせたという。
パク・シニャンはまず最初学生たちに、すべての経歴や経験を忘れ、今あるありのままで向かい合って心から意見を交わそうと、心を開くように言った。真摯(しんし)と率直を演技の第一モットーとする彼らしい授業の始まりだった。
日ごろ演技訓練や科学的な演技法を学ぶことができる演劇科の学生たちに深い関心を持っていたパク・シニャンは、「演技をするということは本当に難しい仕事の一つだが、夢があれば自信をもって選択し、選択した以上は後戻りせずに科学的で論理的な訓練を通して持続的に発展させて行かなければならない」と言いながら、「結局演技はこのように努力を重ねていって成し遂げていくもの」と学生たちを奮い立たせた。
最後に「君たちは人々を幸せにすることができるし自らも幸せな役者になっていければ良いと思う。このような考えを持った役者がこの中でたった一人だけでも出てきてくることを願う」と講義を締めくくった。
講義の後には次の講義の約束をすると、学生たちからは熱い拍手が。また、韓国人奨学生たちに対して、演技を愛する情熱がある限り生涯友達であり助言者であることを約束したとのことだ。
一方、パク・シニャンは、来る11月1日の誕生日を記念し、ソウルでファンミーティング「パク・シニャン バースデーパーティーinグランドハイアットソウル」の開催を予定。日本ファンのためにツアーも組まれている。韓国でのファンミーティングは初めてということもあり、パク・シニャンと「チーム パク・シニャン」は1カ月にわたるリハーサルを行うなど準備を進めている。
東京=野崎友子通信員