ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、リュ・シウォン…。人気スターが今秋、そろって活動に乗り出す。相次いで新しい作品に出演し、韓国や日本のファンの心をときめかせているスターたちの本格的な活動のおかげで、しばらく低迷していた韓流も再び活気づく見通しだ。
ドラマ『太王四神記』(MBC)以来、静かに活動していたペ・ヨンジュンは、これまで執筆に没頭してきたフォト&旅行エッセー『韓国の美をたどる旅』が韓国と日本で発売。ペ・ヨンジュンは22日にソウルで出版記念イベントを行ったのに続き、29日と30日には東京でアニメ『冬のソナタ』のプロモーションイベントや本の出版記念イベントに出席する予定だ。
特に、東京ドームで開催される二つのイベントは、「韓流スター」ペ・ヨンジュンのパワーを改めて確認できる機会になるだろう。アニメのプロモーションには『冬のソナタ』のヒロイン、チェ・ジウも出席するため興味深い。最近、敗血症の症状を見せ入院していたペ・ヨンジュンは最善を尽くし、イベントを準備しているという。
今夏、ハリウッド進出作『G.I.ジョー』でストーム・シャドー役を演じ、強烈な印象を残したイ・ビョンホンは、秋も休むことなく活動を続ける。イ・ビョンホンが主演する大作ドラマ『アイリス』(KBS第2)は10月中旬スタート。『オールイン』以来、5年ぶりのドラマ出演となるイ・ビョンホンは、最精鋭のスパイに変身し、カリスマ性を発揮する予定だ。
そのほか、グローバルプロジェクト映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』が日本に続き、韓国でも公開される。特に映画『HERO』で共演した木村拓哉がイ・ビョンホンの招きで2度目の来韓を決め、さらに関心が高まっている。そのおかげか、同映画の前売りチケットは釜山国際映画祭史上、最短完売記録を打ち立てた。
チャン・ドンゴンは、チャン・ジン監督の映画『グッドモーニング・プレジデント』で4年ぶりに韓国映画に復帰する。普段は堂々としているが、女性には限りなく優しい独身大統領として登場するチャン・ドンゴン。予告編が公開され、すでに話題を集めている。その上、同作品が10月に開幕する「第14回釜山国際映画祭」のオープニング作に選ばれ、国内外のメディアの関心が集中している。
ソフトな魅力の持ち主リュ・シウォンは、最近終了したドラマ『スタイル』(SBS)で4年ぶりにドラマ復帰を果たした。ドラマが終わった後も、リュ・シウォンの活動は止まらない。25日に巨済島で開催されるスーパーモデル選抜大会の司会を務め、スムーズな進行の腕前を披露する予定。続いて27日には、慶州で大規模なバースデー・ファンミーティングを開催する。
リュ・シウォンはその後、今年末に日本全国ツアーを控えており、歌手としての活動に入る。リュ・シウォンは日本でアルバム制作に入る一方、11月から12月までツアーを行い、日本列島を熱くする見込みだ。