パク・ハンビョル、悪質な書き込みへの悩みを告白


 女優パク・ハンビョルがインタビュー中、“悪質な書き込み”に関して語った。パク・ハンビョルはインターネッを利用しないようにしているという。インターネットには彼女を傷つける“悪質な書き込み”があるためだ。彼女はデビュー後7年間、悪質な書き込みに悩まされてきた。ところが、防御策として彼女がした事は、耳を塞ぎ、目を閉じる、ひとまず避ける、といったとても単純な事だった。そのように長年、悪質な書き込みにさらされていると、忍耐力が付いたり、積極的に対処するはずなのに、彼女はそうできなかった。パク・ハンビョルはもろく、弱かった。

 「ある瞬間、(悪質な書き込みに)諦めようとしながらも、実際話を聞くと怖いです。わたしに関する良い記事が出ても、書き込みに良くない話がありそうで、見られないです。もともとこういう性格ではなかったんですが…」

 パク・ハンビョルは、自分がもともと単純で正直だったが、芸能人になってから“ナーバス”や“臆病”になったと語った。

 「悪口をたくさん言われるので、自分に対してもすごく悩むようになりました。わたしが見栄を張る人間なのか、O型の人は両面性があるといいますが、わたしがO型だからなのか…。わたしが人や環境にすぐ影響を受ける方で、会う人によって性格が少しずつ変わるようです。だからそうなんでしょうか?」



 自分が“非好感”と言われる理由について、あれこれ悩みを打ち明けたパク・ハンビョルは、それにより作品にも影響を及ぼすのではないかと心配で、最近は他人の視線に鈍感になろうと頑張っていると語った。

 パク・ハンビョルは最近、連続ドラマ『みんな一緒にチャチャチャ』(KBS第1)に出演している。彼女は劇中、パク・ヘミの娘ハン・ジンギョン役を演じ、2年ぶりにドラマに復帰した。ジンギョンがいとこのスヒョン(イ・チョンア)に対する嫉妬が激しい上に、スヒョンのキャラクターが優しく描かれているので、相対的に嫌われている。

 しかしパク・ハンビョルは、今まで演じたキャラクターと全く違う役柄設定に、楽しみや満足感を示した。

 「『みんな一緒にチャチャチャ』は全般的にキャラクターが気に入り、出演を決めました。今までわたしが演じたキャラクターが皆キレイで清純な役だったんですよ。そういう役が嫌ということではなく、7年間同じ役ばかりやっていたら、ある瞬間演技に興味がなくなり、また枠に閉じ込められている気がして、とても息苦しさを感じました」

 ブランクが長くなった理由もそのためだった。同じ役を避けようとしたら、2年の月日が流れた。そんなとき『みんな一緒にチャチャチャ』の出演オファーがあり、キャラクターを見ただけで、彼女は悩むことなく作品を選択した。

 「キャラクターだけではなく、多くの先輩と演技することも大きな助けになっています。わたしが一人娘として育ったので、大人との接し方が難しかったんですが、今回の作品で大人と接する際、余裕が生まれました。

演技もそうですが、わたしの人生においても勉強となり、良い選択をしたと思います」

パク・ミエ記者
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