アニメ版『冬ソナ』イベントでヨン様存在感


 東京ドームで29日に開かれたアニメ版『冬のソナタ』のイベントは、韓流スター、ペ・ヨンジュンの存在感を改めて印象づけた。

 日本でも最も大きな公演スペースに数えられる東京ドーム。そこに設置された舞台装置といえば、雪だるまのオブジェとステージ正面の3つのスクリーン、白いイルミネーションツリー数本だけだった。

 しかし、ペ・ヨンジュンは一見寂しそうに見える舞台を自身の存在感だけで埋め尽くした。同時に日本などアジアに韓流の熱風を巻き起こした冬ソナの力をあらためて見せつけた。


 ペ・ヨンジュンは自分の名前だけで「夢のステージ」と呼ばれる東京ドームの約4万5000人の席を観客で埋め、冬ソナの力を借り、日本のファンに特別な感動を与えた。

 ペ・ヨンジュンと冬ソナのファンは、ややおとなしめにイベントを見守った。しかし、観客らはペ・ヨンジュンの細かい表情やしぐさに熱狂し、それぞれのファンの心には大きなプレゼントとなった。

 ステージはファンタジーに始まり、ファンタジーに終わった。冬ソナの舞台、南怡島でジュンサンとユジンが制服姿で登場するシーンがアニメーションで復活し、ドラマ放映から7年たって、アニメ版という形で再び出会ったペ・ヨンジュンとチェ・ジウは温かい表情で抱き合い、あいさつを交わした。


 イベントの最後には2人がそれぞれ雪だるまの形の熱気球に乗り、東京ドーム内を飛んで、ファンに手を振るサービスも。2人が乗った熱気球がステージ中央で出会い、「キス」を交わした瞬間、会場の熱気はピークに達した。

 韓流はまだ過ぎ去ってはいなかった。7年の歳月が流れたが、少なくともペ・ヨンジュン、そして冬ソナの威力は健在だった。

チェ・ウンヨン記者
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