インタビューに見たペ・ヨンジュンの様子は?


 22日午後に行われた自身のフォト&旅行エッセー『韓国の美をたどる旅』出版記念会で、ペ・ヨンジュンは終始、物静かに記者懇談会に臨んだ。

 ペ・ヨンジュンはいすに座ったまま、記者たちとのやりとりに応じた。内またのように両ひざを付けた状態だったので、少し「女の子らしく」見えた。懇談会前に、韓国伝統文化の各分野を代表する13人の匠(たくみ)たちが異口同音に「根性がある男」と語ったのとは、まったく違う姿だった。

 身ぶりは、腕を大きく広げることなく、肩幅の範囲内で動かす程度だった。相手の言葉を聞く時も、手とマイクをひざの上にきちんと載せていた。

 両手の動きは、ペ・ヨンジュンが「完全な右利き」であることを示していた。ペ・ヨンジュンは記者たちの質問を聞くとき、左手にマイク、右手にペンを握り、ノートに書き取っていた。しかし、答える時は左手に握っていたマイクを右手に握り直し、語り始めた。無意識に右手に比重を置く典型的な右利きの姿だった。

 ペ・ヨンジュンの全体的な姿勢は、背中をいすの背もたれに付けて座る「胸を張った」ものではなく、「背中を丸め、肩をすぼめた」ものだったが、かえって報道陣とより近づいて話そうとしているようで、優しさを感じた。「韓流大統領」の貫録が「ポーズ」からではなく、コミュニケーションの姿勢から出ていることを証明したというわけだ。

イ・ダジョン記者
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