22日、ペ・ヨンジュンの著書『韓国の美をたどる旅』の出版記念会が行われ、出版に協力した職人たちが感想を語った。彼らの共通した感想は「ペ・ヨンジュンの男らしい根性に驚いた」ということだ。
ペ・ヨンジュンとともに日本で漆工芸作品を製作した漆塗り作家、全竜福(チョン・ヨンボク)氏は「初めて漆を触る時、普通の人なら、漆負けするのではないかと恐がる」とし、「作業当日、すぐ後で撮影があるというので、手袋を予め準備しておいた。ところが手袋をはめるのを拒否した。漆に対する恐怖をまったく感じていなかった」と語った。
伝統酒研究家パク・ロクダム氏は「伝統酒の中で、どのレシピを学ぶのかと聞いたら、一番作るのが大変な酒と、一番時間がかかる酒を選んだ」と明かした。
続けて「二つともできないと思い、助けもしなかった。ところが手の甲が腫れ上がり、手の皮がむけるぐらい苦労し、結局予定時間より5時間オーバーしながらも作ったので感心した」とし、「そのとき人間的な魅力を感じた」と伝えた。
パンソリの名手ユン・ジンチョルも「積極的で真摯(しんし)に取り組む姿に真剣さを感じた」と述べ、「歌をずっと学ぶのは大変だと思い、コムンゴを勧めたら、現在コムンゴを家で学んでいると言っていた」と話した。
そのほかの職人たちも「初めて学ぶと言った時は半信半疑だったが、根性を入れて学ぶ姿にスーパースターの真剣さを感じることができた」と共通した感想を伝えた。