アイドルグループ東方神起のファンらは新聞広告で、メンバーたちと所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)との間で交わされた専属契約問題の不当性をアピールした。
ファンらは10日、ある日刊紙に「彼らはサルではありません。東方神起は人格権と意思決定権を持つ人間です」という意見広告を出した。
そして、東方神起とSMの間で結ばれた専属契約書の一部を引用、メンバーたちを「見ざる」「言わざる」「聞かざる」のサルに例え、契約の不当性を皮肉った。サルのそばには「知ろうとするな」「主張するな」「返事を期待するな」と書いてある。
このファンらは先月20日、同じ新聞に「あなたの職場の勤務環境は?」と問いかける意見広告を掲載、「13年間専属契約」や「休む間もないスケジュール」などを指摘、SMを批判している。
また、新聞広告のほかにも、ファンらは13年間という専属契約期間に対し、国家人権委員会に嘆願書を、公正取引委員会に申告書を提出するなど、集団行動を取っている。