キム・ヨンファ監督が韓国では人気のないオリンピック種目、スキージャンプを描いた映画『国家代表』で、自身が持つ興行記録を塗り替えた。
映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークが5日に発表したところによると、『国家代表』は4日、全国479館で観客8万5997人を集め、通算観客動員数を662万4195人とした。これで、キム・ヨンファ監督は前作『カンナさん大成功です!』の観客動員数660万人を上回り、自身の興行記録を更新した。
『国家代表』は当初、大作パニック映画『海雲台』に押され、2位と苦戦していたが、公開3週目にして初めて1位に立った。さらに、公開から1カ月過ぎたが平日の4日に10 万人近い観客を動員、その底力を見せつけている。
特に、ポータルサイト「ネイバー」の映画評点では9.5点と評価され、40代以上の観客も10%以上を占めており、全年齢層に人気があることを証明している。
『国家代表』関係者は、「『国家代表』は10月の秋夕(中秋節)連休(今年は10月2日から4日)までの公開となる。目標観客動員数は約800万人」と話している。