4日、アサン病院(ソウル市ソンパ区風納洞)に設けられた故チャン・ジニョンさんのひん所(出棺まで棺を安置する場所)にはアン・ジェウク、キム・ミンジョン、チャ・テヒョンが最後まで残っていた。1日に突然の悲報を受け、真っ先に駆けつけたのもこの3人だった。
同じ事務所に所属しているキム・アジュン、ハン・ジェソク、ハン・ジヘ、イム・ジュファンが追悼式に出席したのは当然の義務だと思われる。しかし、アン・ジェウク、キム・ミンジョン、チャ・テヒョンはチャンさんとは所属事務所が違うだけでなく、共演した作品もほとんどない。彼らは故人とチャリティー団体「タサモ」(「温かい人々の集まり」という意味の韓国語の略称)で縁を結んだが、個人的に特に親しかったわけではないことが分かった。
しかし、芸能界きっての義理堅い俳優だけあって、今回の葬儀の間、終始深い人間愛を見せた。
チャンさんの所属事務所イェダン・エンターテインメント側は、「アン・ジェウクさんらはひん所を訪れ、遺族の中に男性が少ないことに気付き、大変なことはないかととても心配してくれた。自分にできることがあるなら、何でもするから話してほしいと言っていた。棺を運んだり、追悼の辞の朗読なども買って出て、それを遺族や所属事務所がありがたく受け入れた」と説明した。
なお故人の遺骨は4日午後、盆唐スカイキャッスル追慕公園墓地(京畿道広州市五浦邑)内にある「映画女優チャン・ジニョン専用追慕館」に安置された。
パク・ヒョンミン記者
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