気になるあの人インタビュー:キム・ジフン(上)


 俳優キム・ジフンが『恋愛結婚』『なんでウチに来たの?』『ヨメ全盛時代』DVD発売記念イベントに出席するために、日本を訪れた。日本ファンにその魅力を披露し、初めての触れ合いを楽しんだキム・ジフンに話を聞いた。

-主演ドラマ3作品が日本でDVDになりましたが、それぞれのドラマの役柄と魅力を一言PRしてください。

 「『恋愛結婚』のパク・ヒョンスは、理性的・論理的・合理的という完璧主義者。感情のない男が愛に目覚めていく過程を描いたドラマです。『ヨメ全盛期』のイ・ボクスは韓国の典型的な男性像だと思います。多少保守的だったり、干渉的な考えを持ってはいますが男らしく愛する人を守る、というキャラクター。『なんでウチに来たの?』は、どん底まで落ちた人の人生を描いているものです。チョ・ギドンが、生きるために必死にがむしゃらになっている男の姿が描かれています」



-その中では、どのキャラクターが自分に一番近いですか。

 「『ヨメ全盛時代』のイ・ボクスですね。このドラマは、親せきの家や隣の家で起きたような日常の生活を描いたドラマですので、自分の素に近い姿をたくさん見せられたのではないかと思います」

-イ・ボクスは髪型のせいでしょうか、年齢よりもずいぶん年上に見えましたが。

 「あのヘアスタイルは自分で決めました。このボクス役は、30代の会社員と実年齢よりも高かったし、長男の役でしたので、スタイリッシュというよりも落ち着いた雰囲気を出したかったんです。似合っていませんでしたか?(笑)」

-今日の髪型がとても若く見えて素敵なので、少し気になりました(笑)。伸ばしているのはドラマのためですか。

 「髪を伸ばしてみたかったのですが、ちょうど時代劇のオファーも入ったこともあって、そのまま伸ばしています。最近は、楽なので今日のように前髪をアップにしていることが多いです。気に入っていただけてうれしいです(笑)」

-『千秋太后』に出演されていますが、時代劇は体力的にも大変だと思います。現代劇と時代劇の違い、また苦労されている点はありますか。

 「体力的には問題ないです。王の役ですので、剣をふりまわすことや戦闘シーンもないので、少し楽をしているのかなと感じるほどです(笑)。若い王の役ですので、かつらをかぶることや、付けひげを付けることもありません。昔の言葉遣いや難しい単語を話すところが一番苦労している点ですね」

-とてもいい体をされていますが、やはり体は自信のあるポイントのひとつでしょうか。

 「ハイ、そうですね(笑)。この仕事を始める前から、やせているのは好きではないので、子どものころからずっと運動していますが、俳優になってからは特に気を使っています。仕事柄、顔も見せますが体全身を見せなければならないので、普段からいろいろな場合に備えて鍛えています」

-日焼けもされていますが、何かアウトドアスポーツなどもされているのですか。

 「白い肌よりも日焼けしているほうが良いのではと思い、焼いています。時代劇に入る前、長いオフの間にキックボクシングとテニスを習いました」



東京=野崎友子通信員

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