RAIN(ピ)、2年ぶりのツアーは「シンプルでナチュラルな姿を」


 歌手で俳優のRAIN(ピ)が29日、「2009 RAIN ASIA TOUR IN JAPAN」アジアツアー」をさいたまスーパーアリーナでスタートさせた。

 RAINは約2年ぶりのツアーを前に、記者会見を行い、「今回、2年ぶりのツアーの最初の公演を日本で行うことになりうれしく思っている」と、その意気込みを語った。

 久々のライブに緊張は、との問いに「緊張というより楽しいほうが先立っている。コンサートではあるがファンの皆さんと一緒に過ごす別の形ファンミーティングだと思っている。ファンの皆さんにどのように見せていくか、ステージをひっぱっていくかにポイントを置いている」とし、「これまでは、特殊効果や、パフォーマンスの過激な部分が見られてきたような気がするが、今回はシンプルに、私自身にフォーカスしたような自然で、余裕が出てきたRAINを見せたい。緊張というよりも、余裕を持って自ら楽しんでいる」と語った。


 久々のコンサートで、ダンスについての不安はないかとの質問に「自分にとってダンスは人が手にはしを持つようなもの。15年間やってきて、さらにこの2年間トレーナーに付いてダンスレッスンをやってきたので、新しいダンステクニックを見てもらえると思う。この2年は映画を中心に活動してきたが、昨年秋には5枚目もアルバムもリリースして頑張ってきた。新しい姿と、皆さんが知っている姿を融合して、さらに楽しめるようなものを見せていこうと思っている。ダンスはテクニックよりも、自分自身がどれだけ楽しんでできるかが重要なので、今回も思いっきり楽しんで皆さんにお見せしたい」と自信を示した。

 今回のツアーに関しては、「6カ月間準備をしてきた。以前は華麗、ダイナミックなパフォーマンスだったが、今回は、シンプルでモダンでクリーンな感じ。皆さんが楽しめるステージ」とアピールし、今後の予定としては中国、韓国、そしてアジアの国々でも公演を行う予定で、『ニンジャ・アサシン』が終わった後はヨーロッパ、アメリカにも行きたいと思っていると明かした。『ニンジャ・アサシン』公開時には、日本でファンイベントも計画しているとのことだ。


 また、ドラマ復帰に関しても触れ、「ドラマをやろうと思っている。大作より、共演者の皆さんと呼吸が合うような気軽な身軽なドラマを。秋に『ニンジャ・アサシン』が公開されるが、スケールが大きいものだっただけに、撮影がかなり大変だった。それだけに、軽い気持ちで軽快にできるようなものを探している。大作の話が多いが、気軽に楽しめるような恋愛ものなどに出たい。今2つぐらい気に入っているものがあるが、まだ確定には至っていない」との抱負を語った。

 最後には「忙しい日程で日本に来ることが多いが、いつも皆さんに応援してもらって感謝している。今後、もっと幅広い場所で活動すると思う。映画の公開もあるし、アルバムも予定している。これからも応援をよろしくお願いします」とファンにメッセージを残した。



東京=野崎友子通信員

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