帰ってきたチェさんの遺骨、今後はどうなる?


 盗難に遭った後、再び遺族の元に戻った故チェ・ジンシルさんの遺骨。今後どう取り扱われるか、新たな関心事に浮上している。

 チェさんの友人だったタレントのイ・ヨンジャは26日、スポーツ朝鮮との電話インタビューで「ジンシルのお母さんが盗難直後、“むしろ遺骨を撒いておけば、こんな事は起こらなかったのにと後悔していた”と言いながら、“家族とよく相談して決めるが、ジンシルがよく行っていた場所に遺骨を撒く可能性もある」と語った。

 チェさんは生前、田園住宅を建てるため、土地を購入した京畿道両水里に、二人の子どもとよく遊びに行っていた。友人や家族に冗談で、“わたしは死んだら、いろんなところを飛び回りたい」と言っていたことが分かった。


 この日、チェさんの母親チョン・オクスクさんは、警察から受け取った遺骨の処理について、「カプサン公園の墓地にもう一度埋葬するか、それともほかの方法を選ぶか、まだ分からない。家族と相談して決める」と語った。

 一方、イ・ヨンジャは遺骨が無事に戻ってきたことについて「この10日間は、思い出すのも嫌なぐらい辛かった」とし、「遺骨が無事に戻ってきて幸い」と胸をなで下した。

 また「あまりにも胸が痛み、ホン・ジンギョンやチョ・ソンアと一緒にすごく泣いた。わたしの周りで、なぜこのような想像もできないことが立て続けに起こるのか、人生に疑問を感じずにはいられなかった」と語った。ホン・ジンギョンは、チェさんの生前イ・ヨンジャ、チェ・ファジョン、チョン・ソニ、オム・ジョンファ、ソン・ユナらと親交があり、メイクアップアーティスト出身のチョ・ソンアも彼女らと親しいメンバーだ。

カン・イルホン記者
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