遺骨盗難:自らを責めるチェさん母


 容疑者逮捕にともない戻ってきた遺骨を受け取ったチェ・ジンシルさんの母チョン・オクスクさんは、自分自身を責め続けている様子だった。

 チョンさんは26日午前、ヤンピョン警察署(京畿道)で、容疑者宅から発見された遺骨を受け取った。

 容疑者は「もともと遺骨が納められていた骨つぼを壊し、別の骨つぼに遺骨を保管していた」と警察で供述している。チョンさんは、遺骨が娘のものかどうかはっきりしない状況ながら、「とても心配したが、見つかっただけで幸い」と胸をなで下ろした。

 そして、「チェさんの遺骨ではない可能性もあるのでは」という質問に対しては、「つぼ(もともとの骨つぼ)が割れているのを確認した」と淡々と答えた。

 また、「今回の事件にとても驚き、胸が震えた」「これから家族と話し合い、遺骨をどのように保管するか決めたい」とも話している。

 だが、そう言いながらも、「母親として、とても胸が痛み、申し訳なく思っている。本当に悪かった。申し訳なくて、かわいそうだというほか、言葉が出ない」と、悲痛な面持ちで自分を責め続けていた。

キム・ウング記者
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