遺骨盗難:「DNA鑑定不可能、状況は一致」


 警察は、「容疑者が持っていた遺骨は、状況から見てチェ・ジンシルさんのもの」と発表した。

 26日午前、事件を捜査しているヤンピョン警察署(キョンギ道)のウ・ジェジン捜査課長は、「容疑者から確保した遺骨のDNA鑑定をしようとしたが、国立科学捜査研究所から『鑑定は不可能』と言われた。DNAは人の体が火に入った瞬間、なくなってしまうそうだ」と述べた。

 さらに、「遺族が、割れた骨つぼなどを確認した結果、容疑者が持っていた遺骨はチェさんのものに違いないと言った」と説明した。容疑者は、もともと遺骨が納められていた骨つぼを割り、別の骨つぼに収めていた。

 警察はこの会見後、無事確保した遺骨をチェさんの母チョン・オクスクさんに引き渡した。

キム・ゴヌ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース