-ズバリ聞いてみたい。報じられた恋愛から未確認のうわさまで、見かけとは違い、スキャンダルが絶えない。ある人はあなたを「浮気者」というが。
「その部分については正直、とても悔しい。僕は俳優としてオープンな人生を歩んでいるが、人間イ・ソジンの人生だけは守りたいし、尊重してほしい。そのため、プライベートに関する話はできるだけしてこなかった。休みのときはマネージャーが同行せず、一人で行動する理由も、まさにそのためだ。マネージャーは僕の俳優活動を手助けしてくれる人であって、運転手ではない。話にならないデマに悩まされても、プライベートに関する部分においては弁解してこなかったため、誤解が増したのではないかと思う」
-『イ・サン』終了後、ナーバスな時期に浮上したハン・ジミンさんとのスキャンダルについてはどうか。
「正直、ジミンさんにとても申し訳ない。当時、(ハン・ジミンの)所属事務所に記者たちからの電話が殺到したと聞いた。ドラマが終わってから、ただの一度も会っていない。そのことがあってからは、ジミンさんに申し訳なくて、会おうとすら思えなくなった。もう考えもしなくなったが」
-香港に滞在中にも女性の話が出た。ミスコリアの女性と一緒に歩いているのを目撃した、という情報提供があったが。
「(大きく笑いながら)香港に親しい友人がいる。それで予定より長く滞在することができた。その友人の奥さんが元ミスコリアだ。女優の中で一番親しいのは、映画『無影剣』で共演したユン・ソイさん。『無影剣』出演当時、中国で長期間にわたり苦労を共にしたため、正規の集まりまであるほど、当時の出演陣やスタッフたちとはきずなが深い。ところがソイさんとは、そのようによく会ってお茶を飲んだり食事をしたりしていても、スキャンダルが一度も出ていない。本当に変ではないか」
-そういえば、先日ある番組で、一時イ・ソジンさんとスキャンダルが出たパク・ハンビョルさんが直接話をして誤解を解いたことがあった。
「そのことを報道を通じて知り、後で番組もチェックした。どれだけありがたかったか(笑)。誤解を招いたのは、チャンネルCGVのドラマ『フリーズ』(全4話)の制作発表会のときだった。カメラの前で顔を小さく見えるようにしようと、お互い押し合いへし合いしたのだが、「イ・ソジンがパク・ハンビョルにスキンシップを試みた」などの内容で報じられ、どれだけ困り果てたか分からない。ところがハンビョルさんが健気にも…。“浮気者”の汚名に対する僕の悔しさ、分かってもらえるだろうか」
-パク・ハンビョルさんをはじめ、最近の芸能界では公認カップルが増えている。それについての考えは?
「交際を公にすること自体、悪いとは思わない。重要なのは心であって、公開するかどうかではない。芸能人カップルも、この世にたくさんいる恋人たちの1組なだけ。芸能人という職業のため、私的な領域まで過度な関心を受けるのが問題と言えば問題だろうか。だから個人的には、プライベートなことを自分から発表するのを避けている」
-恋愛において、感情に忠実なほうか。責任感と正直な自分の感情との間で決断しなければならない状況がきたら、どんな選択をするか。
「責任感? 正直、以前はより感情に忠実だった。
でも年を重ねながら、責任感のほうが強くなったと思う」