遺骨盗難:ストーカー男性、事件とは無関係


 昨年10月に自殺した女優チェ・ジンシルさんの遺骨が盗まれた事件の捜査に当たっている京畿道楊平警察署は19日、チェ・ジンシルさんの「追っかけ」を10年以上続けていた熱烈なファンの男性について、今回の事件と無関係であることが分かった、と発表した。

 警察の関係者は「チェ・ジンシルさんの周囲の人物の話を基に、この男性ファンの通話記録を入手し、事件当日前後の行動を調べたところ、アリバイがあることが判明した」と発表した。警察はこれを受け、この男性が事件発生前、カプサン公園墓地(京畿道楊平郡楊西面両水里)の管理事務所に電話をかけ、チェ・ジンシルさんの墓の場所を尋ねた人物と同一人物ではないとの結論を下し、捜査線上から外した。

 警察は事件発生の1週間前、チェ・ジンシルさんの墓の場所を尋ねた男性を突き止めるため、遺骨の盗難が判明した時点までの1週間分の通話記録を調べている。また、カプサン公園墓地へつながっている地方道363号線に設置されている監視カメラの画像を分析しているが、これといった証拠は見つかっていないという。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース