20キロ減キム・ミョンミン、ALS患者熱演


 キム・ミョンミンは映画の役作りのため体重を20キロ以上も落とした。

 映画『私の愛、私のそばに』(パク・ジンピョ監督、映画社「家」制作)のポスターが18日、公開された。「ルー・ゲーリック病」とも呼ばれる筋委縮性側索硬化症(ALS)を患う男性を演じるため、20キロ以上も減量したキム・ミョンミンの姿が目を引く。

 白い入院患者服にカーディガンをはおったキム・ミョンミンのやせこけた姿は、ALS患者の厳しくつらい現実を見事に表していると評判だ。「話すことも、動くこともできない彼が、あなたを泣かせます」というコピーと、キム・ミョンミンの悲しい目がいっそう涙を誘う。

 もう1枚のポスターでは、キム・ミョンミンと妻役のハ・ジウォンが見つめ合い、悲しい愛を予感させている。病気のため顔も体も固まってしまったように動かなくなり、目でしか気持ちを表現できなくなった夫のため、ひざまずいて目線を合わせる妻の思いやりが伝わってくる。

 『私の愛、私のそばに』は『ユア・マイ・サンシャイン』『あいつの声』のパク・ジンピョ監督が手掛ける新作映画。来月24日公開。

キム・ヒョンロク記者
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