SHINeeが日本でファーストミニライブ＆ファンミ開催

　5人組ダンスボーカルグループのニューフェイスSHINee （シャイニー）が、10日午後6時45分、東京・中野サンプラザホールにて「SHINee JAPAN 1stミニライブ& ファンミーティング」を開催した。会場は満員となる2200人の観客で埋め尽くされた。

　7月29日、初の日本ライセンスアルバム「ROMEO」を発売した、アジア全域で活躍し大注目のコンテンポラリーバンドSHINee。切れのいいダンス、定評のある歌唱力を誇り、もちろんルックスもいいということで、早くから日本進出が待たれていた。

　SHINeeは、デビュー曲の「お姉さんとてもきれい」で登場。その後オンユ、ジョンヒョン、Key、ミンホ、テミンのメンバー5人がトーク。「こんなにたくさんの人が来てくれて、驚いている。うれしい」と口々に喜びを口にした。ミンホ以外は初めての日本だという。「食べ物がおいしい。すし、トンカツとか」（テミン）、「日本語の音の抑揚がおもしろい」（ジョンヒョン）などと、ファンと会う以外にも初めての日本を楽しんでいる様子がうかがえた。

　その後、それぞれがソロパフォーマンスを披露。テミンは得意のダンス、オンユが「I Believe」（シン・スンフン）を日本語バージョンで、ミンホが「Milk Tea」（福山雅治）、ジョンヒョンが「瞳を閉じて」（平井堅）、そしてKeyが「チョコレイト・ディスコ」（Perfume）のダンスと、それぞれがこの日のために準備したパフォーマンスで、ファンを魅了した。

　そしてドラマ『花より男子～Boys Over Flowers』のサントラからの「Stand By Me」、そして「Amigo」「酸素みたいな君」でSHINeeの本領を発揮。最後には大ヒットした「ジュリエット」で締めくくった。

　最近、日本進出を計る新人グループは非常に多い。そんな中、この日の会場は普通のイベントよりも歓声がかなり大きく感じられた。全員とのハイタッチも行い、3時間にわたったイベント。熱いファンのボルテージは、この日を境にますます高まったことだろう。

　SHINee は、今回のイベントが好評でチケットが早々に売り切れたことから、9月14日に大阪厚生年金会館大ホールでの追加イベントを行うことが決まった。そのほか、今後日本での活動がいろいろと予定されているSHINee。SMエンターテインメントが自信を持って送り出している新人だけに、東方神起、SUPER JUNIORに続き日本での活躍が期待される。

東京＝野崎友子通信員