インタビュー:パク・ウネの甘い新婚生活(下)

◆人間パク・ウネ

 パク・ウネは流産し、辛い時期を過ごした。流産でショックを受けたが、自分を慰めてくれる多くのファンの応援のおかげで、奮起することができたという。

-辛いことがあったとき、どのようにストレスを解消しますか。

 「よくないことは忘れてしまうタイプです。例えば、友人とケンカをしても、翌日にはすぐ忘れて連絡しちゃうんですよ」

-パク・ウネさんが演じる役の多くはおとなしいイメージでしたが、実際の性格は?

 「最後に出演した作品を引きずるようです。『イ・サン』が終わった後、しばらく孝懿王后の気持ちで過ごしていました。わたしが思うに、『イ・サン』に出演したおかげでイメージがよくなり、お嫁に行けたようです。フフフ」

-マジメなイメージのため、辛いこともありそうですが。

 「わたしが腹を立てると、相手が感じる失望感がとても大きいようです。マジメなイメージを持ってなければ、いら立つこともできるんですけど。だから話せない部分があり、息が詰まることもあります」

◆女優パク・ウネ

 パク・ウネは韓流スターらしく、最近、中国や日本で精力的に活動を展開している。4月には中国CCTVに出演。『宮廷女官チャングムの誓い』の主題歌を熱唱し、約1万6000人の観衆を熱狂させた。6月には中国の番組で、同ドラマの台本2冊をチャリティーオークションに出品し、そこで得た収益金(1000万ウォン=約78万円)を四川大地震の被害者のために使った。最近では、東京で行われた韓日友好プロジェクト「熱韓」に『宮廷女官チャングムの誓い』の代表として特別招待され、韓流を広めるのに一役買った。

-オークションに出品した台本はどのようなものですか。

 「その台本には、監督が読み合わせの時におっしゃった言葉、変更されたセリフ、なくなったシーン、個人的なメモが書き込んであります。実は1冊しかないので、少しもったいない気持ちもあったんですが、それでもいいことに使われるということで、喜んで寄付しました」

-復帰はいつぐらいを予定していますか。

 「子どもを産んでからになるのではないかと思います。あるいは妊娠をしても、お腹が目立たない時代劇ならできるかも…。実は結婚してしばらく休もうと思っていたので、事務所に顔を出していませんでした。ところが、CMが突然決まって、活動を再開することになったんです」

-CMオファーがたくさん入っているようですね。

 「2カ月で6社と契約しました。飲料水、マンション、軟膏(なんこう)、共益広告、衣類、そして中国では化粧品会社と契約しました。こんなに同時にたくさんのCMを撮るのは、デビュー以来初めてのことです」

-『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』のイ・ビョンフン監督が次回作を準備中ですが。

 「親しい監督さんたちが作品を準備している時は、連絡することができません。負担になるのではないかと思って。正直、わたしが“やりたい”と言えば、監督は断りにくいことも分かってるんです。だからこそ、お願いすることはできません。監督はすべてのことを客観的に見なければならないので」

-台湾ドラマにも出演したことがありますが、現地でのエピソードがあれば教えてください。

 「ある日、ハンバーガーがすごく食べたくなり、ファストフード店に行ったんですが、その姿が香港メディアに撮影されたんです。もっとおかしいのは、“パク・ウネはお金がなくて、ハンバーガーを食べた”と書かれていたことです」

-中国では最近、パク・ウネさんの人気はイ・ヨンエさんに劣らないという話があります。

 「わたしが普段から言ってる言葉があります。わたしはヨンエさんに常に感謝しなければならないって。ご存知の通り、ヨンエさんのおかげで『宮廷女官チャングムの誓い』が大ヒットしました。

でも、ヨンエさんは積極的にプロモーション活動をする方ではないので、わたしに機会が回ってきただけだと思います」取材協力=ソウル新沙洞Bouchon

イ・へワン記者
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