スーパースターと巨大企業の力比べが、ついに全面戦争に発展した。両者とも韓国屈指の法律事務所を代理人に立て、法的攻防を繰り広げるものとみられる。しかし、実際今回の事件の“勝負所”は世論の行方だ。
単純に、利害当事者同士で解決する問題として、ただ見ているわけにもいかない。80万人にも及ぶファンクラブはもちろん、年齢を超越した音楽消費者たちが事態の推移を見守っている。株主(SMエンターテインメント)も神経を尖らせているのは同じことだ。
東方神起のファンクラブ「カシオペア」は、先月31日からポータルサイト「ダウム」で“解散絶対反対署名運動”を行っている。署名目標は10万人で、4日午前まで約1万9700人が署名に参加した。ファンクラブの全体的な雰囲気は、「どんな理由であれ、解散はありえない」という意見がはるかに多い。一方、ポータルサイトの芸能掲示板やコミュニティーサイトなどでは、「真実を明らかにし、白黒つけるべき」という意見が目立っている。両者の主張を条目ごとに指摘し、今回の事件の“勝敗”を分ける意見文もあちこちで目立っている。
あるネットユーザーは「東方神起、少女時代の年俸を公開せよ」という文を掲載した。中国、日本のファンもインターネットを通じて、さまざまな意見を出している。
ファンクラブのホームページはもちろん、ポータルサイトの芸能関連掲示板も、今回の事件に対するネットユーザーの意見が噴出。両者の公式発表とマスコミ報道を基に、さまざまな意見が上がっている。一部のインターネット掲示板では、確認されていないうわさが定説であるかのように誤って伝えられ、憂慮される。