コ・スが日本公式ファンクラブ発足記念で記者会見、ファンミーティング開催


 『グリーンローズ』『ピアノ』の主演俳優コ・スが2日午後4時、東京・渋谷C.C. Lemonホールにて、「2009 KoSoo FanMeeting in Tokyo」ファンミーティングを開催した。

 今回のファンミーティングは、今年4月にコ・スの日本公式ファンクラブ(http://www.so-net.ne.jp/kosoo/)が発足したことを記念して行われたもので、ファンミーティングに先立ち、記者会見が行われた。

 コ・スは、昨年のファンミーティング以来の日本だが、「昨年ほど緊張していない、リラックスしている」とし、ファンクラブ発足について「ファンの皆さんが一カ所に集まれる場所、家ができたような感じでとてもうれしい」と語った。


 除隊後の復帰作として演劇『帰ってきたオム社長』を選び、初舞台を経験した。「舞台に立つことに憧れていて以前からやってみたいと思っていた。除隊後、すぐにカメラの前に立つよりも、舞台の上に立つ方がいいと思っていたので、よいタイミングにできた」と満足感を示した。

 そして映像復帰作で、先ごろ撮影を終えたばかりの映画『白夜行』について、「主人公ヨハンは幼いころ、ある事件により父親を亡くし、それ以降、家族に背を向け一人で生きていく孤独な人物。そして愛する人がいるが会えないもどかしい状況の中愛し合うというストーリー」と説明。『白夜行』は東野圭吾の小説を原作に、男女の交錯した愛と陰謀を描いたミステリー映画だ。


 コ・スは「シナリオを見て面白いと思った。しかし実際演じてみると、非常に悩んだ。セリフも少なく孤独でかわいそうな人物の心情、心境をどのように演じたらよいのか、なぜ自分が選ばれたのかと。自分では明るく、プラス思考だと思っていたが、他人から見たイメージは違う。そのギャップを埋めるために、撮影の3カ月間は、撮影の時だけ外出するが、ほかはカーテンも閉め家の中にじっととじこもっていた。3カ月だけ我慢しよう、憂うつな思いでいようと頑張った」と役作りに苦労したことを吐露した。

 共演はハン・ソッキュ、ソン・イェジンだが、「自分は映画2作目だが、お二人は経験が豊富で、プロだと思った。自分の知らない部分を、彼らを通してたくさん学んだ」とし、「内容がシリアスなので、現場は楽しい雰囲気ではなかったが、皆お互いが思いやりを持っていた現場だった」と撮影現場の様子について語った。

 コ・スは今後の予定として、「『白夜行』の公開がまだ決まってないので、そのPR活動を続ける。その後はまだ決まっていない。シナリオやシノプシスを読んで慎重に決めたい。明るい役で、人を殺したくないですね(笑)。平凡な恋愛をするキャラ、人間的なキャラを演じてみたい」と話した。


 一方、約2000人のファンが会場を埋めたファンミーティング「2009 KoSoo FanMeeting in Tokyo」は、最後の握手会含めると5時間にも及び、ファンと熱い交流を図った。

 途中、コ・スの希望で、予定になかった「客席を回ってファンの近くに」というサプライズや、ファンへのプレゼントももう一つ、もう一つと追加し最後には身に着けていたベルトをはずしてプレゼントにするなどし、ファンを感動させた。

 この日の模様は、10月3日にアジアドラマチックTVでスペシャル番組「コ・ス ファンミーティング in 東京」として放送される。またDVD「2009 コ・ス ファンミーティング in 東京」(仮)が12月中旬に発売が予定されている。



東京=野崎友子通信員

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