5人組アイドルグループ・東方神起のメンバーのうち、ジェジュン(ヒーロー)、ユチョン(ミッキー)、ジュンス(シア)の3人と、所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)の間に確執が発覚したことで、SMの株価にも影響が出ている。
3人は3日午前、法的代理人を務める法務法人「世宗」を通じ、プレスリリースで正式な見解を発表した。3人は「束縛」「不当契約」「利益を生み出すための道具」などインパクトの強い言葉でSMを非難した。
この影響で、コスダック(KOSDAQ=韓国店頭市場)上場企業のSM株は同日、終値3740ウォン(約290円)を記録。直前の取引日で、メンバー3人との確執が明らかになる前だった7月31日の終値より10.42%も下げている。
3日のコスダック指数が直前の取引日より6.21ポイント高い510.56だったことを考えると、SMの株価は「東方神起メンバー3人との確執」という悪材料に足を引っ張られたことになる。「東方神起ショック」が起きる前の7月29日に、SMは新著作権法の発効に伴い、ストップ高を記録しているだけに、影響の大きさは隠せない。東方神起はBoA、少女時代、SUPER JUNIORらと並び、SMを代表するアイドルグループだ。