東方神起に解散の危機、国内外でファン大ショック


 5人組男性アイドルグループ、東方神起のジェジュン(ヒーロー)、ユチョン(ミッキー)、ジュンス(シア)が所属事務所を相手取り、専属契約の効力停止仮処分を裁判所に申請したことが伝えられると、K-POP界ではさまざまな反応が巻き起こっている。

 この話を聞いたあるK-POP界の関係者は、「こんなことが起きるなんて残念。東方神起といえば、韓国だけでなく海外でも数多くのファンを抱える人気グループ。公の立場にいる人間として、考え直すべき結果ではないかと思う」と感想を述べた。

 また、別の関係者は「一般的に言って、東方神起ほどのグループを育てるにはとてつもない額の初期投資が必要。事務所はこうしたことを考慮に入れ、契約期間を長くするしかないのが現状」と、所属事務所側が長期契約をする理由を教えてくれた。

 さらに、この関係者は「アイドルには未成年者が多いため、契約書を作成するとき、親の同意を求めるのが一般的。このとき、歌手にも親にも契約期間を長くする理由について説明し、納得してもらった上で契約することになる」と説明している。

 その一方で、第3者の立場からは「理解を示すべき」という意見もあった。

 「東方神起と所属事務所の間で初めて不仲説が流れたとき、東方神起のメンバーたちも話し合いなどで解決しようと、それなりに努力したと聞いている。だから、なぜ3人が法的措置という究極の選択を下したのか、もう少し見守ってみるべきだろう」(あるK-POP界関係者)。

 このニュースを聞いた国内外のファンは「解散だけはやめて」と悲痛な面持ちだ。

 あるファンは、東方神起のファンサイトで「これまでコツコツ頑張ってアジアのトップグループと呼ばれるようになったのに、こうして別れ別れになるなんて、とんでもない。何があっても5人一緒にいてほしい」と書き込んだ。

 別のファンも「うわさだと信じていた解散説が、こうした形で明らかになるなんて胸が痛む。こういうときこそファン同士が結束して、東方神起を支えなければ」と訴えている。

イ・スヒョン記者
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