ユジン・パクの拉致・監禁は「事実」

 電子バイオリン奏者のユジン・パクが拉致・監禁され暴行を受けているのではないかという疑惑が再び巻き起こっている。

 ユジン・パクをめぐっては、最近公開された「むごたらしい最近の様子」というタイトルの動画がきっかけで、「所属事務所に拉致・監禁され、暴行を受けている」といううわさが広がっているが、これに対し所属事務所側は「前の所属事務所で虐待されたことは事実だ」と主張し、物議を醸している。所属事務所「ドリームライン・エンターテインメント」は30日、ファン向けのコミュニティー・サイトを通じ、「ユジン・パクに対する暴力行為は、すべて前の所属事務所によるものだ。当事務所とは何ら関係はない」と主張した。さらにあるメディアとのインタビューを行い、「ユジン・パクに関するうわさはほとんどが事実だ。前の所属事務所のA代表により、2008年2月から11月まで少なくとも10カ月以上、軍浦警察署(京畿道軍浦市)の裏のモーテルに監禁され、あらゆるイベントで稼いだ5億ウォン(約3900万円)相当の金を脅し取られた」と主張した。これによりユジン・パクはうつ病になり、ストレスや不安感を抱えていたが、現在の所属事務所の代表がさまざまな援助をし、元のコンディションを取り戻せたというわけだ。今月初め、米国に住む母方の祖父の健康状態が悪化したため、現在は米国に滞在しているが、来月2日にソウル子ども大公園で行われる「2009夏祭り」を機に活動を再開する見通しだ、と所属事務所側は説明した。

 なお、前の所属事務所のA代表は先月26日、新人女性歌手に対し性的暴行を加え、その動画をインターネット上に流す、と脅迫したとして、警察に逮捕され拘置中だ。

チョン・ギョンヒ記者
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